聴こえてくる幻聴さん。

「いっぺん、しめた方がいいな」
男の声で聴こえてくる幻聴がありました。
「占める?閉める?シメる?占める?締める?」
この幻聴から、様々な憶測が被害妄想になって、生まれてきます。
誰が?僕が?それとも誰か他の僕の知り合いが?、と憶測ともつかぬ考えが頭に浮かんでくるのです。
それによって、僕は喜んだり、沈みこんだり、
悲しんだりと、一喜一憂してしまうのです。
それが事実の事のように思えるからです。
しかし、それは事実ではなく、誰もそんな事おは言っておらず、その一喜一憂はまるで無駄な行為だと言うのです。
確かにそれは、噂に踊らされて行動を起こしてしまう人に似ているのかも知れません。
幻聴が自分の事を悪く言っているという事は、
統合失調症の基本的な症状の一つです。
当事者でない人には、それは只の言葉遊びを楽しんでいるようにも見えて、本気で苦しんでいると思って貰えない時があります。
ここでも必要なのは、障がい受容と統合失調症への理解だと思います。
周りに言動を受け止めて貰えないと思っている人は、その人と一緒になって、統合失調症を勉強する事をお勧めします。
それが少なからずの解決への道になっていくと思いますから。

作成者: 逢坂 純

逢坂 純(おうさかあつし):統合失調症当事者。 私は統合失調症という精神障がいを抱えています。 20年経っても、病気は徐々に回復してきてはいますが、 それでも毎日、幻聴や被害妄想に苦しめられています。 統合失調症を甘えや我儘だと言う人もいますが、 統合失調症は脳の病気なのです。 僕は創作活動を20年前からやっていました。 そのお陰で、統合失調症という精神障がいを少しでも緩和出来ていたのかもと今では思います。 統合失調症の世界観で描かれた小説、そして統合失調症の当事者本を出版しています。 尚、逢坂 純(おうさかあつし)という名前はペンネームです。

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