統合失調症という甘え。

統合失調症で孤立している人、ある一定数います。それは家族からの理解がされていない統合失調症当事者も含むのだと思います。家族が当事者に理解が無いと、どういう不都合が出て来てしまうのでしょう。
僕は場合は、以前の父がそうでした。
僕が家にいて何を言おうが、何を訴えようが、無視でした。母は腫物を触るように、僕を家の中に閉じ込めていました。
今はそんな事は、ありません。
家族一同で、統合失調症を勉強して、父は僕に外へ出るようにと、畑を市から借りてくれました。
母は、僕が社会生活をちゃんと送れるように、これはやったらダメ、あれはやったらいいと、指摘してくれることが多くなりました。僕も始めはそれを鬱陶しいだけだったのですが、時が経って、母の言っている意味が分かってきて、素直に母の言う事を受け入れられるようになりました。
作業所に通っていた時期には、雨の日は車で送ってくれました。毎日3食、作ってもらいました。それを甘えととる人もいるでしょう。でも、僕にはその時、その援助が必要だったのです。
父母がいなくなった時、ぼくはどう生きられるのだろうと、思っています。
知り合いの社労士さんは「精神障がい者の人は、お金が無くたって、結構生きていけるものだ」と仰ってくれました。
その言葉のお陰で、どれほど救われた事でしょうか。
甘えでしょうか?病気になってしまった事は、もうこの際、なってしまったんだから、しょうがないと思うしかありません。
僕は自分の病気をフル回転で利用し、生きていこうと決めました。
だから僕は今、統合失調症作家を名乗って作家活動をしています。

作成者: 逢坂 純

逢坂 純(おうさかあつし):統合失調症当事者。 私は統合失調症という精神障がいを抱えています。 20年経っても、病気は徐々に回復してきてはいますが、 それでも毎日、幻聴や被害妄想に苦しめられています。 統合失調症を甘えや我儘だと言う人もいますが、 統合失調症は脳の病気なのです。 僕は創作活動を20年前からやっていました。 そのお陰で、統合失調症という精神障がいを少しでも緩和出来ていたのかもと今では思います。 統合失調症の世界観で描かれた小説、そして統合失調症の当事者本を出版しています。 尚、逢坂 純(おうさかあつし)という名前はペンネームです。

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