家族の理解

家族というのは、自分にとって一番近い存在だけあって、やっぱり他人とは違い、感情的になってしまうということがあります。
うちの家族も父や母が僕の統合失調症を理解するのには、時間が掛かりました。
丁度、うちの姉は福祉の勉強をしていて、その姉のお陰で父母の理解も得られるようになってきたのです。
それまでは、僕が幻聴や妄想に苦しめられていたときも、両親は、特に母は僕に対してどう扱ったらいいのか、分からない様子だったと後になって聞きました。
姉も僕に協力的だったし、友人は「作業所行け、作業所行け」とハッパをかけてくれて、今の自分があるように思えます。
だけれども何より、母と父と言い争うことが多かった発症当初でしたが、実家で暮らしていけたのも、家族の理解があったからなのだと今では思います。

作成者: 逢坂 純

逢坂 純(おうさかあつし):統合失調症当事者。 私は統合失調症という精神障がいを抱えています。 20年経っても、病気は徐々に回復してきてはいますが、 それでも毎日、幻聴や被害妄想に苦しめられています。 統合失調症を甘えや我儘だと言う人もいますが、 統合失調症は脳の病気なのです。 僕は創作活動を20年前からやっていました。 そのお陰で、統合失調症という精神障がいを少しでも緩和出来ていたのかもと今では思います。 統合失調症の世界観で描かれた小説、そして統合失調症の当事者本を出版しています。 尚、逢坂 純(おうさかあつし)という名前はペンネームです。

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