僕はこの統合失調症LINEグループを作る際に、一番に癒しを目的として作りました。受容という言葉に置き換えられるかも知れない。
僕はWRAPという元気回復運動の講義を受けました。その時に、勉強したのが、自分の取説を作る事でした。
確かに人と付き合う上で、自分の取説を考える事は、いい事かも知れません。
どんな事をされたら、喜ぶのか、どんな事をしたら、激怒するのか、これが私の地雷です、と初めに言っておいた方が、円滑なコミュニケーションを取れるでしょう。
西野カナの「トリセツ」と同じようなものでしょうか。
西野カナの「トリセツ」は、これから旦那になる人に、数々の彼女の取り扱い説明書が歌われています。
それを考えたら、さだまさしの「関白宣言」も似たような歌かも知れないです。
自分の取説をつくるのは、結構難しい。
自分にはこんな秀でている部分があるのだと、これをやってくれたら僕は喜びます、そんな事を語れるでしょうか。
欧米的社会になった今でも、日本人は謙虚を美徳とする人種だと言われているようです。だから僕にこんな事を言って下さい、そうすると喜びます!と言えるでしょうか。
だけど、自己開示力が鍛えられるかも知れないと僕は思います。
異業種間の研修があるのを知っていますか?
異業種間の人々が山などの宿舎に泊って、合宿をするのです。
リーダーを決めて、山を登り、ルートを守り、ゴールまで歩く、滝行をする、自分はどんな人間かを大勢の人の前で、叫ぶ。それは自信に繋がるし、忍耐にも繋がるし、自己開示力にも伝わるような気がします。
自分の恥も、他の人に取ったら、宝物に見えるかも知れません。恥は宝だという考え方は、もう古い考え方なのでしょうか。
結構、自分の取説を作るのは難しい作業かも、・・・知れない。